顧問こぼれ話:大会当日の朝
11月24日(日)のバンドフェスティバルの裏話です。
当日、朝8時に池袋のスタジオにトウキョウサンショウウオの面々と共に乗り込んだ顧問清水と部活動指導員榎本。本番の朝だというのに、直前まで音色や演奏の改善を模索しました。
具体的には次のような点でした。
・前日の会場リハーサルでベースの音抜けが悪かったのを改善すべく、歪みとブースターの役割を入れ替えて、IbanezのTS9Bをブースターではなく歪みとして活用することを提案。これがモロにハマって太く伸びる中域が出て、スラップでの音程感も浮き立つようになりました。
・同様にギターの音色についても、耳に痛くないように歪みをプッシュするペダルとして用いたTS9のイコライジングを変えました(ちなみに使用ギターはGibsonの激レアモデル「Voodoo」の初期型フルオリジナル)。マーシャルのアンプは個体差もあるので、やはり難しさを感じました。
・他にも高速テンポの中でリズムの縦をより揃えるべく、ギターでオルタネイトのupとdownをそれまでと替えて弾くことを提案(当日にこんなこと言い出すなという話ですが)。結局この案は比較してボツになりましたが、こんな突然の指示にも対応して弾いた部員は偉い!
リハーサルの時と音色のセッティングを変えるのは音量差に影響するのでかなりのリスクがありましたが、本番ではPAさんが演奏中に上手く音量操作してくれたのか、各段に良くなったと感じています。何より、コダワリの強い顧問の急な提案で変化したバンドサウンドにも動じずに対応したサンショウウオのメンバーが立派でした。
ちなみに、音楽スタジオの店員さんにも、「大人2人がスタジオにまで付いてくるなんてすごいですねー」と褒められ(呆れられ?)たのでした。
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